名和香代子ー犬展 [アート]
名和香代子さんの愛犬のパグのようです。
名和さんの愛がこの絵にいっぱい詰まっているような気がします。
名和さんとパグのお話がしたい方は明日ギャラリーにいらしてください。名和さん在廊です。
作家在廊日
11/ 24(金) 12:00-15:00 坪井香保里
15:00-18:00 水野清波
25(土) 14:00-17:00 岡田まゆみ
名和香代子
26(日) 13:00-19:00 馬場陽子
13:00-15:00 渡辺沙恵子
15:00-18:00 中村友美
27(月) 12:00-15:00 千波誠
13:00-15:00 いだゆみ
15:00-17:00 平塚啓
30(木) 13:00-16:00 石本真裕子
12/ 1(金) 12:00-16:00 サノエミコ
近藤美和
3(日) 12:00-17:00 上村奈央
平塚啓
岡田まゆみー犬展 [アート]
イラストレーターの岡田まゆみさん。
平面作品と半立体作品と写真にはありませんがブックカバーを出品してくださいました。
平面と半立体は随分雰囲気が違いますがどちらも岡田さんの個性です。
ブックカバーもかわいいので観ていただけると嬉しいです。
作家在廊日
11/ 24(金) 12:00-15:00 坪井香保里
15:00-18:00 水野清波
25(土) 14:00-17:00 岡田まゆみ
名和香代子
26(日) 13:00-19:00 馬場陽子
13:00-15:00 渡辺沙恵子
15:00-18:00 中村友美
27(月) 12:00-15:00 千波誠
13:00-15:00 いだゆみ
15:00-17:00 平塚啓
30(木) 13:00-16:00 石本真裕子
12/ 1(金) 12:00-16:00 サノエミコ
近藤美和
3(日) 12:00-17:00 上村奈央
平塚啓
犬・イヌ・戌・いぬ&Dog 展ー初日 [アート]
ギャラリースペースプリズム本日より「犬展」です。
プリズムには「猫展」という長寿企画があります。猫ファンに支えられてとうとう20年以上も続いています。
その「猫展」の度に「犬展はなんでないの?」と言われ続けてきました。
昔から「猫の名画は多いけれど犬は猫ほどたくさんない」と言われるほど犬をモチーフにするのは難しいと言われています。そういうわけで「犬展」を企画することはありませんでした。
それでも「犬展を・・・」との声が多いこと。来年の干支が「戌」なのでこの度「犬展」を開催することにしたのです。
28人のアーティストは個性溢れ楽しい展覧会になりました。長年の心配はただの取り越し苦労だったと言う訳です。
作品は即売にしておりますのでお早めのお出かけをお待ちしております。
出品作家
足立ゆうじ・石本真裕子・板倉鉱司・いだゆみ・うちだちよえ・おおざる工房・岡田まゆみ・上村奈央・小澤順一・近藤美和・サノエミコ・谷口広樹・千波誠・坪井香保里・中村友美・長尾琢磨・名和香代子・服部純栄・馬場陽子・はまだのりこ・日比野靖・平塚啓・松場宏忠・水野加奈子・水野清波・溝渕美穂・村田直哉・渡辺沙恵子
作家在廊日
11/23(木) はまだのりこ 長尾琢磨
24(金) 12:00-15:00 坪井香保里
15:00-18:00 水野清波
25(土) 14:00-17:00 岡田まゆみ
名和香代子
26(日) 13:00-19:00 馬場陽子
13:00-15:00 渡辺沙恵子
15:00-18:00 中村友美
27(月) 12:00-15:00 千波誠
13:00-15:00 いだゆみ
15:00-17:00 平塚啓
30(木) 13:00-16:00 石本真裕子
12/ 1(金) 12:00-16:00 サノエミコ
近藤美和
3(日) 12:00-17:00 上村奈央
平塚啓
横尾忠則&宇野亜喜良ー最終日 [アート]
作品集を販売しますー横尾忠則&宇野亜喜良 [アート]
メルヘンハウスが閉店だなんて・・・ー横尾忠則&宇野亜喜良 [アート]
今朝の朝刊にメルヘンハウスが来年3月で閉店という記事が一面にあった。
噂は聞いていたが本当だったんだということがショックだった。
今やっている展覧会に何の関係があるのか。
宇野亜喜良さんに初めて個展を開いていただいた時に遡ります。25年くらい前でしょうか。
絵本もたくさん出版されている宇野さんですからそれも一緒に展示販売したいと思いましたが当時出版社とのコネクションもないし、出版社も複数だったことからメルヘンハウスの三輪さんにお願いに行ったのです。10週類以上の絵本を少量ずつ扱わせていただくという面倒なお話を三輪さんは快く引き受けてくださいました。
今も状況はあまり変わりませんが、当時デザインやイラストレーションをギャラリーで展示しても商売にならない。それでも素晴らしい作品をたくさんの方々に観ていただきたくて始めたデザイン専門のギャラリー(今ではアートもデザインもわけていませんが)であるプリズムを三輪さんは応援してくださったのです。子供たちの為に良質な絵本や児童書を扱う本屋さんとしてのメルヘンハウスの姿勢とどこか重ね合わせてくださったのかもしれません。
絵はなかなか買うことができなくても、絵本などの出版物は買いたいというお客さんにささえられて絵本はとても好評だったことを覚えています。
メルヘンハウスと我が家は小学生の息子が自転車で行くにはちょうど良い場所にありました。
「おかあさんギャラリーのお仕事で忙しいんだから、1人でお出で。いつ来てもいいよ。」とおっしゃってくださったのに甘えてその後数年時々遊びにいかせていただきました。そのおかげでたくさんのいい本と出会ったようです。「○○が面白かったのなら次は××も面白いかもしれないよ。」などとスタッフのアドバイスのもとすっかり読書好きの少年になりました。
ギャラリーにとっても大きな支えでしたが、余録だった息子の読書にもとっても大きな支えでした。
メルヘンハウス、長い間ありがとうございました。
宇野さんは左利きー横尾忠則&宇野亜喜良 [アート]
横尾忠則さんも宇野亜喜良さんも世代を超えて憧れている人々は多い。
圧倒的な存在だから当たり前と言えばそれ以上の答えは無い。
プリズムには作家の皆さんもたくさん展覧会を見に来てくださいます。
そんな中で「宇野さんの線は不思議だ」という言葉を今回も何度も聞きました。
みなさんマネをしてみたと。そして一様に「描けなかった」「難しかった」と言うのです。
「宇野さんって左利きなんですよ」と言うと「ああ、そういうことだったのか」とか「そうじゃないかと思った」とか「道理で描きにくかったのか」とかみなさん納得なさるのです。
右利きの人は動物など左向きに描く方が描き易く、左利きの方は右向きに描く方が描き易い。
ところが宇野さんはどちらの向きも同じくらいの割合で描いているので見破れなかったのです。
もしかしたら両手で描いているのかもしれないなと密かに思ったりもしています。これはあくまで推測なのでそのあたりは謎のままです。
昔は良かったと言いたくはないけれどー横尾忠則&宇野亜喜良 [アート]
「あの時代は良かった」という考え方は好きではない。
混沌の時代はエネルギッシュであることは間違いない。
デザインもアートも混沌としていた時代。横尾忠則も宇野亜喜良もデザイン界に出て来た時、そのエネルギーを受けてさらに大きなエネルギーを発熱していた。それはどんなに苦しく甘い時間だったことだろう。そんな時代の中に身を置いてみたかったと、やっぱり羨ましくなる。
時代のエネルギーに焼き尽くされた多くの人々もいたのも理解できるが、焼き尽くされる幸せもあったのではないだろうか。
そして今だってきっと次の何かが生まれようとしているエネルギーがあり、それに気付かず必死に生きている誰かがいる。そして「あの時代は良かった」とうらやましがる人がまたいるのだろう。
横尾忠則も宇野亜喜良も時代を築き次への橋渡しをしてきているし、今も築き続けている。
こんな凄い人たちを目の当たりにできることを幸せなことだと、しみじみ思う。
圧倒的なデッサン力ー横尾忠則&宇野亜喜良 [アート]
横尾忠則さんは兵庫県のご出身。一方宇野亜喜良さんは名古屋は大須のご出身です。プリズムからも歩いて行けるところです。名古屋のデザイン界では名が知れている名古屋市立工芸高校通称市工芸の卒業生でもあります。
名古屋には宇野さんの伝説がいくつかありまして、その中の1つに市工芸の3年間描いたデッサンを積み上げてみたら床から天井まで届いたというのがあります。どのくらいの高さの天井かなんて野暮な質問はしないでください。とにかくとんでもなく描いたということなのですから。
宇野さんの線は本当に美しい。天才的な美しさと言えると思うのですが、その天才が描いて描いて描きまくるということをやってのけるのですからその美しさはどれほど素晴らしいことか。
今でも描いています。私も目の当たりにしたことがありますが、みなさんとの食事中でも無意識のように箸袋や紙ナフキンに描いています。(無意識である訳は無いのですが)
そんな宇野さんですから立体だってこのとおり美しい。
絵と立体の間に変な違和感が全くないのはご自分のイメージどおりに絵も立体も制作できるから。つまり圧倒的なデッサン力があるということなのです。
宇野さんの立体作品は平面作品に比べると随分数が少ない。本当になかなか観られない作品ですから是非観ていただきたく思います。
好奇心が勝つー横尾忠則&宇野亜喜良 [アート]
横尾忠則さんも宇野亜喜良さんも80才をいくつか過ぎています。もう半世紀も活躍し続けているということになります。
それだけ長く多くの人に支持され続けた理由は何なんだろうか?
たくさんの何かがありここの活躍なのだろうけれど、「好奇心」を持ち続けていることもその理由の1つなのだと思う。
横尾さんがデジタル版画を手がけたのもそんな理由なのではないでしょうか。
このデジタル版画を発表したのは15年ほど前のことになります。「デジタル版画」が版画として認められるようになった頃です。退色問題もようやく解決できるとなった頃です。
この版画のエディションナンバーには分母がありません。
生きている限り注文があれば制作するという理由から制作した順番の番号しか入れないことにしたのです。それによって値段を押さえることができる。たくさんの人に作品を楽しんでいただきたいからだとおっしゃっていました。
新しい物事に自分なりの方法で関わっていく。それは見事な「好奇心」だと思います。
一昨年神戸の横尾忠則美術館に訪れたとき横尾さんの新作の展覧会を開催していました。
東北の震災からの作品でした。身の回りに起きた大きなことを作品の中に描ききり自分なりのメッセージを発信する。若さすら感じる作品群でした。
「好奇心」といえば横尾さんはtwitterもやっていらっしゃいます。ご興味のある方はそちらもご覧になると面白いです。