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圧倒的なデッサン力ー横尾忠則&宇野亜喜良 [アート]

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横尾忠則さんは兵庫県のご出身。一方宇野亜喜良さんは名古屋は大須のご出身です。プリズムからも歩いて行けるところです。名古屋のデザイン界では名が知れている名古屋市立工芸高校通称市工芸の卒業生でもあります。

名古屋には宇野さんの伝説がいくつかありまして、その中の1つに市工芸の3年間描いたデッサンを積み上げてみたら床から天井まで届いたというのがあります。どのくらいの高さの天井かなんて野暮な質問はしないでください。とにかくとんでもなく描いたということなのですから。

宇野さんの線は本当に美しい。天才的な美しさと言えると思うのですが、その天才が描いて描いて描きまくるということをやってのけるのですからその美しさはどれほど素晴らしいことか。
今でも描いています。私も目の当たりにしたことがありますが、みなさんとの食事中でも無意識のように箸袋や紙ナフキンに描いています。(無意識である訳は無いのですが)

そんな宇野さんですから立体だってこのとおり美しい。
絵と立体の間に変な違和感が全くないのはご自分のイメージどおりに絵も立体も制作できるから。つまり圧倒的なデッサン力があるということなのです。

宇野さんの立体作品は平面作品に比べると随分数が少ない。本当になかなか観られない作品ですから是非観ていただきたく思います。



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