高北幸矢板絵新作展ー初日 [アート]
ここ8年ほど、「椿」のインスタレーションを続けて来た高北幸矢。
現在、このシリーズをスタートした古川為三郎記念館で3回目のインスタレーション展を開催中である。
「椿」ではあるけれど毎回同じモチーフながら随所に新境地を展開して来た。
今回の新たな表現は「板絵」。その「板絵」だけをピックアップした展示をプリズムでは同時開催展として観ていただきます。
朽ちていくこと、命が尽きること、「老い」はこの世のすべてのものの宿命である。
それを悲しいと捉えるか、当たり前のことと受け入れるか、そこに救いはあるのか。
「板絵」の素材は古材。
そこに重ね合わせた思いは何か?
それぞれの思いで観ていただければ幸いです。