ドローイングを描くということー建部弥希ドローイング展 [アート]
ドローイングに真剣に向き合うようになったのは学生の時だったと言います。
担当教官から「ドローイング100本ノック」という課題があって1日10枚が目標だったそうです。各対象をちゃんと見るということを意識する習慣はこの課題で身に付いたのだそうです。だから今回の「ドローイング展」ではどれも対象があっての作品なのです。
「光」「家」・・・。
気になるものを建部弥希の心の目で見る。
ここから本作になることもあるし、残念ながら本作に至らないこともあるのですが・・・。
心にひっかかったものは欠片としてどこかに必ず作品に生かされる。作家以外にはわからなくても、作家自身でさえ気付かなかったとしても、それは作品のどこかにDNAのように生きていくのだと信じています。