絵に込めた思いー花井正子展 [アート]
人物、風景、花、木、壷、瓶・・・。
花井正子さんが今まで描いて来たものは多岐にわたる。
今回の個展でもいろんなモチーフが溢れている。
風景も静物もあり、戸惑いを隠せない人もいるようです。
ただこの場に慣れてくると違和感無く見えてくる。
残念ながら、最後まで慣れることなく帰っていかれる方もいらっしゃるのですが・・・。
違和感無く受け入れられるのはなぜだろうか。
花井正子という人物はとってもまっすぐな人で、ある意味不器用な人。
愚直なほど思い詰めたことに突き進むタイプです。
だから何を描いていても底に流れるものまで変えることはないのです。変えられないと言ってもいいかもしれません。
大きなテーマが変わらないことが「違和感無く」ということになっているのだと思います。