お菓子の家ー近藤美和個展 [アート]
今回の近藤美和さんの個展はほとんどが自分が描きたかった作品です。
この絵はお仕事の依頼があって描いた絵です。もちろんお仕事の絵が描きたくない絵というわけではありません。近藤さんにとって絵を描くと言うことがそもそもとても好きなことなのですから。
それでも仕事というのはこんな絵描きたいあんな絵描きたいと自由な発想の中で描くのとは違います。
クライアントの求めているものが描けているのかどうか、つまり相手の観たい絵になっているのかどうかを考えながら描きます。イラストレーターとはそういうお仕事なのです。だから相手の求めている以上の絵が描けることはプロとしてのポテンシャルの高さということを意味します。
これはある音楽家の楽譜の表紙になったのだそうです。