御囲章木版画展ー「抗う同士」 [アート]
私にとってこの作品は妙に心にひっかかる。
好きとか嫌いとか良いとか悪いとかではなく、ふと目をやってしまうのがこの作品なのだ。
なぜこんなにひっかかってくるのか、8日目の今日になっても見えてこない。
「抗う同士」
何と何が抗うのか?
御囲さんに聞いてみたのだけど、彼自身答えが見つからないようなのだ。
ただ、答えの見つからない状態のこの作品も今の自分だから出品したとのこと。
そうか、自身の中でも解決していない事ってあるよね。
彼は正直な人だ。
わからないことはわからないで、だけど自分である事は間違いないと言うのだから。
いつかその答えを見つけて、腑に落ちる日も来るのだろう。
それは明日かもしれないし、10年後かもしれない。
そういう日がきたら教えてほしいと頼んでみた。
教えてくれてもそれを忘れてしまっているかもしれない、覚えている自信もないのに。
2018-10-05 16:52