レリーフカップー長井千春 [アート]
長井千春作品は花器が中心ですが、一部食器も展示しました。
「レリーフカップ」です。
白地に美しいレリーフが施してあります。中の釉薬が少しずつ色が違うのもおしゃれです。
蕎麦猪口にしたいという方、ロックグラスにしたいという方、コーヒーもいいかなという方、・・・。
様々。
レリーフ食器は他に少し深めのお皿が2サイズあります。
食器は展示しきれなかったのでお声をかけていただければお見せいたします。
名古屋市鍋屋上野浄水場ークレメンス・メッツラー [アート]
名古屋市民にはお馴染みの「旧鍋屋上野浄水場」
こういう明治の西洋建築もメッツラーさんは何点も描いていますし、写真を使った作品にもしています。たくさんの資料集めをしてのことです。
当時の日本人が西洋の文化に憧れ水道のシステムだけではなく建築も取り入れた。
そういう建築物をメッツラーさんを始めとしたヨーロッパの方々はどうのように観ていらっしゃるのでしょうか。
どんなにヨーロッパの勉強をしても、建材も技術も揃わない中で建てられたのだからきっと日本にしかない西洋建築ということになるのだろう。
それでもか、それだからこそなのか、和紙に墨で描くということはメッツラーさんがそこに愛すべき何かを感じてくれているからに違いありません。
組み合わせ自由ー長井千春 [アート]
レンガに書かれていた名前ークレメンス・メッツラー [アート]
おしゃべりな種ー長井千春 [アート]
Neubrandenburg(ノイブランデンブルク)ークレメンス・メッツラー [アート]
クレメンス・メッツラー+長井千春展ー初日 [アート]
Spiritual Heartー最終日 [アート]
Artists Choice高北幸矢daysーSpiritualHeart [アート]
アートの力ーSpiritual Heart [アート]
GW中なので、夕方からは気の置けない仲間達がギャラリーに集まってきます。
昨夜もそんな夜になりました。
作品を前にたくさんの話をしました。
映画や小説や旅の話や・・・。もちろん絵の話もしました。
そんな堅苦しい話ばかりしたわけではないのですが、「不条理」の話もしました。
人は生きている限り、突然の「不条理」に出くわすことから逃れることはできません。ほんのちょっとしたことから一生を左右することまで。老いも若きも、子供でさえもとんでもない目に遭うということはあるのです。それでも人は生きていかなければなりません。
そしてそんなときこそアートが重要になると私は信じています。
一枚の絵が生きる支えになることがある。
その絵から何を受け取るかは観る側の自由です。
でも作家の真髄は受け取れてしまうものです。
百瀬博さんの風景は若き日に絵を学んだスペインの空気感が根底にあるそうです。
風景は何も言わないけれど、彼を優しく受け入れてくれたのでしょう。それだからこそ今も描き続けているのだと思います。