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レリーフカップー長井千春 [アート]

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長井千春作品は花器が中心ですが、一部食器も展示しました。
「レリーフカップ」です。

白地に美しいレリーフが施してあります。中の釉薬が少しずつ色が違うのもおしゃれです。
蕎麦猪口にしたいという方、ロックグラスにしたいという方、コーヒーもいいかなという方、・・・。
様々。

レリーフ食器は他に少し深めのお皿が2サイズあります。
食器は展示しきれなかったのでお声をかけていただければお見せいたします。

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名古屋市鍋屋上野浄水場ークレメンス・メッツラー [アート]

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名古屋市民にはお馴染みの「旧鍋屋上野浄水場」
こういう明治の西洋建築もメッツラーさんは何点も描いていますし、写真を使った作品にもしています。たくさんの資料集めをしてのことです。

当時の日本人が西洋の文化に憧れ水道のシステムだけではなく建築も取り入れた。
そういう建築物をメッツラーさんを始めとしたヨーロッパの方々はどうのように観ていらっしゃるのでしょうか。

どんなにヨーロッパの勉強をしても、建材も技術も揃わない中で建てられたのだからきっと日本にしかない西洋建築ということになるのだろう。

それでもか、それだからこそなのか、和紙に墨で描くということはメッツラーさんがそこに愛すべき何かを感じてくれているからに違いありません。

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組み合わせ自由ー長井千春 [アート]

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今回の長井千春さんの作品。一点一点は独立した一輪挿しあるいは花瓶なのですが、いくつか組み合わせるのも楽しい。

例えば2つ、こんなふうに組み合わせると2羽の小鳥が遊んでいるようにも見えます。

お花だってこんな色合いの渋めのものを生けるのもいい。
これは種の状態なのでドライフラワーとして楽しんでいます。
ビビッドなお花もきっと素敵。

お花と暮らすのってすごく楽しい。
長井さんの花器とお花のある暮らし。さらにいい。

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レンガに書かれていた名前ークレメンス・メッツラー [アート]

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ドイツでも昔の建物の建築家の名前はわかっていないことが多いそうです。

ところがレンガに名前が書かれた建物があった。そのデザインが似ていることからそれが設計者の名前だろうとわかってきた。その名前は「JOHANN BRUNSBERG」多分「ヨハン・ブランスバーグ」。多分というのは今とは読み方が違うと思われるから。

彼の建築物は旧ドイツ(今はポーランドになっているところも昔はドイツだった)の各地に残っているそうです。

とてもロマンのある話。そんないくつかの建物をクレメンス・メッツラーさんは絵にしました。

日本に来て20年。
ドイツは彼にとってきっと今も深い愛を持てる場所。

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おしゃべりな種ー長井千春 [アート]

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今回、長井千春さんのメイン作品はこの「おしゃべりな種」シリーズ。どれも花器です。

「・・・種」というのですから植物の種をモチーフにしたものがほとんどです。

自然界にある「種」にはとても不思議なフォルムのものばかりです。
この花器に花を生けると本当に種から花が咲いているように見えます、それもともユニークな育ち方をしたかのように。

ユニークな形の花器ですが、実は花を生けるのにそんなにがんばらなくても素敵に生けられるのです。
そこがまた嬉しいデザインです。

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Neubrandenburg(ノイブランデンブルク)ークレメンス・メッツラー [アート]

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「版画ですか?」と何度も尋ねられましたが、全部ペン画です。こんなに細かいところまで描かれていることにみなさん驚かれます。小原和紙に墨のペン画なんです。

ドイツ建築を中心に、名古屋を中心にした西洋建築をペン画にしています。

ドイツ人と日本人は似たところがあるとよく言われますが、緻密さなども似ていると言われているところの1つ。画材も案外使い易いのかもしれません。

明日12日はメッツラーさんが在廊します。作品のいろいろを聞いてみませんか。

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クレメンス・メッツラー+長井千春展ー初日 [アート]

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本日より「クレメンス・メッツラー+長井千春展」です。

イラストレーターでありグラフィックデザイナーであるクレメンス・メッツラーさんと陶磁器デザイナーの長井千春さん。ともにドイツでデザインの勉強をされその地で出会いました。

この展覧会ではドイツの建物を中心に描かれたメッツラーさんのイラストレーションと独特なフォルムの花器を中心に制作された長井さんの陶磁器デザイン。

整然とした空間に流れる独特な世界観がしっくりと溶け合っているように思います。

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Spiritual Heartー最終日 [アート]

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「Spiritual Heart」展は本日最終日です。(午後5時まで)
今回初めてのGW特別企画でしたが、またこんな展覧会ができたらと思っています。

次回は5月10日から「クレメンス・メッツラー+長井千春展」イラストレーションと花器の展覧会です。

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Artists Choice高北幸矢daysーSpiritualHeart [アート]

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「Spiritual Heart」展もいよいよ終盤になりました。
ラストのArtist Choiceは高北幸矢。プリズムのオーナーです。

30年前にプリズムを開廊したときの個展の作品と20年前の作品を展示しました。
「椿」のインスタレーションの人もグラフィカルな抽象作品を制作していました。
シルクスクリーン版画です。

30代40代の若き日のエッジの効いた作品をご覧ください。

展示は明日5月6日までです。

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アートの力ーSpiritual Heart [アート]

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GW中なので、夕方からは気の置けない仲間達がギャラリーに集まってきます。
昨夜もそんな夜になりました。

作品を前にたくさんの話をしました。
映画や小説や旅の話や・・・。もちろん絵の話もしました。

そんな堅苦しい話ばかりしたわけではないのですが、「不条理」の話もしました。

人は生きている限り、突然の「不条理」に出くわすことから逃れることはできません。ほんのちょっとしたことから一生を左右することまで。老いも若きも、子供でさえもとんでもない目に遭うということはあるのです。それでも人は生きていかなければなりません。
そしてそんなときこそアートが重要になると私は信じています。

一枚の絵が生きる支えになることがある。
その絵から何を受け取るかは観る側の自由です。
でも作家の真髄は受け取れてしまうものです。

百瀬博さんの風景は若き日に絵を学んだスペインの空気感が根底にあるそうです。
風景は何も言わないけれど、彼を優しく受け入れてくれたのでしょう。それだからこそ今も描き続けているのだと思います。


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