「想」ー水野清波書展 [アート]
「書」の世界では文字を書くことに専念するべきという考え方があるそうです。むしろそれが主流なのかもしれません。
水野清波さんはそう考えていません。もっと多くの人に観ていただきたいし飾っていただきたい。
「書」に布やちょっとした絵というかモチーフというかをあしらうこともあります。
線と水玉のようなあしらいがこの個展では時々みられます。これがまた清波さんらしい。知的な女子力と私は呼んでいます。
布や紙をチョイスするのはとても楽しい時間だと言います。
「書」は「言葉」が無ければ成り立たないし、「言葉」には意味があります。「文字」でその感性を表現するだけでなく清波さんはあしらいでも細やかな感性を表現しています。
しかし、悔しい!
この作品とっても素敵名作品なのに、色はリアルに出ないしガラスに写り込みがある。
うまく写せないのが本当に悔しい。
2019-01-27 16:56