「並」「慈」ー水野清波書展 [アート]
水野清波さんの書展も今回で3回目。
過去2回は季節がテーマだったので、季節に因んだ花や季節の言葉や歌を作品にしました。
今回はコピーライターの岩田舞海さんに企画に入っていただきました。
実際にはキュレーターに近い役割を担っていただきました。
例えば
この2つの作品。
岩田さんが「気があうというか 血があうというか そんな君と」というコピーを投げかけると清波さんからは古代文字で「並」という字が戻ってきました。
「あたたかくいのちをまもる母のちから」と投げかけると「慈」という文字が。
清波さんの心の引き出しからキラキラ光る何かを岩田さんが見つけてくるという作業が約40点の作品になりました。引き出し方はこれだけではありませんが、清波さんの大切にしている何かを丁寧に見つけてくださったような気がします。
これまでにはなかった書展の組み立て方です。
そんなこともふまえて観ていただくとまた楽しいかと思います。